【iOS&Android】子供のタブレットを時間制限する方法
「子供にタブレットを持たせたいけど使用制限をかけた方が良いのかな…?」
「タブレットの使用制限のかけ方がわからない!」
こういった悩みをお持ちの方が多いのではないでしょうか。本記事ではタブレットに使用制限をかける理由や、その設定方法まで細かく紹介しておりますので、ぜひご活用ください。
1子供のタブレット使用時間の制限が必要な理由は?
子供が扱うタブレットに使用時間の制限をかける理由は「健全な成長を阻害してしまう・悪影響を与えてしまう」という考え方が最も一般的です。その他にも有料コンテンツへの課金や動画配信サービスへの依存、タブレット依存によって勉強を後回しにしてしまう、などが挙げられます。
2子供のタブレットを時間制限する方法
子供のタブレットに時間制限を設ける方法はiOSとAndroidでそれぞれ異なりますので、違いも含めて確認しておきましょう。
1【iOS】スクリーンタイムを使う
iOSの場合、時間制限を設ける方法は「スクリーンタイム」という機能を使用します。設定方法についてはパターンごとに記載しますので下記をご覧ください。
【毎日決まった時間の制限をかけたい場合】
Step 1、「設定」>「スクリーンタイム」を選択する
Step 2、「休止時間」を選択し、スケジュールをオンにする
Step 3、任意のスケジュールを設定
これで子供のタブレットに時間制限をかけることができ、休止時間中は親側で許可したアプリと通話のみ使用することができます。
※親側で許可したいアプリは「休止時間」の下にある「常に許可」から選択することができます。
【アプリごとに設定したい場合】
Step 1、「設定」>「スクリーンタイム」を選択する
Step 2、「アプリ使用時間の制限」を選択し、「App使用時間の制限」をオンにする
Step 3、「制限を追加」を選択し、任意のアプリ・制限時間を選択する
以上で完了になります。「App使用時間の制限」を見ることで、子供側でいつの間にかインストールしているアプリを見つけることができますので、定期的に確認すると良いでしょう。
2【AnDroid】時間制限のアプリを使う:AirDroid Parental Control
Androidの場合は「ファミリーリンク」という、子供のタブレットを管理することができるアプリがあるのですが、今回はより網羅的に子供のタブレットを管理することができる「AirDroid Parental Control」をご紹介させていただきます。
【機能】
「AirDroid Parental Control」にはアプリの使用時間制限だけでなく、「17時以降にX(旧:Twitter)は禁止したい」といった特定のアプリのスケジュール機能、さらには不適切なアプリをコントロールすることができるアプリブロッカー&マネジメント機能も搭載されています。
また、子供がよく使用しているアプリの使用状況やモバイルデータ通信の利用状況など、レポートでまとめて報告してくれる機能もあるため、「子供がいま何に興味を持っているのか」といったことまで把握することができます。
さらに「AirDroid Parental Control」にはタブレットの使用制限だけでなく、位置情報の追跡や子供のタブレットから共有画面を取得することもできるため、子供を取り巻く潜在的なリスクから守ることができます。
【やり方】
「AirDroid Parental Control」でタブレットの使用制限をかける方法はとても簡単で、以下の4stepで完了できます。
Step 1、 親側のデバイスに「AirDroidペアレンタルコントロール」をインストール
Step 2、 子供側のデバイスのブラウザで「kids.airdroid.at」を検索してAirDroid Kidsをダウンロード&インストール
Step 3、 子供側のデバイスでAirDroid Kidsを開いた後、親側のデバイスに表示されるペアリングコード(9桁の数字)を入力
Step 4、 最後に、画面の指示に従って必要な権限を付与します。
以上で初期設定部分が完了し、あとはお好みでスクリーンタイムやスケジュールのカスタマイズをしていきます。
3家族で過ごす時間を増やす
「子供のタブレットに使用制限を設けたいけど、直接的な関与は避けたい」という方は、家族で過ごす時間を増やすことも検討してみてください。例えば、「週末は必ず家族で外出する」「学校から帰ってから30分だけ一緒に散歩する」など短時間でも良いので、子供と親の接点を増やすことを意識しましょう。
物理的に子供がタブレットに触る時間を減らすことで、タブレットに対する依存度も減っていくことでしょう。
3子供のタブレットを時間制限する前の注意点
1インターネットについて基本的な知識を教えておく
子供のタブレットを時間制限する前の注意点として最も確認しておきたいことは、「インターネットについて基本的な知識を教えておく」ということです。現代ではインターネットやSNSを通じて世界中の人と接点を持つことができるようになりましたが、それによる潜在的な危険も非常に大きいため、「どのような危険が潜んでいるか」や「個人情報の適切な利用」について教えておくと良いでしょう。
2親が子供とのコミュニケーションを重視する
先ほどご紹介した内容と少し被りますが、「親と子供のコミュニケーション」はかなり重要です。子供がタブレットに依存してしまう原因の多くは「タブレットを触っていて楽しいから」という理由で、「映画を観ていて寝不足になった」「YouTubeを見ていて夜更かししてしまった」など、私たちも経験したことがあると思います。そのため親側から子供に対して「タブレットに触ってしまう」ことに理解を示したうえで、適切なコミュニケーションを取ることが必要になります。
まとめ
本記事では、子供のタブレットに時間制限をかける理由と時間制限の設定方法についてご紹介しました。iOSやAndroidでも標準機能としてタブレットの制限を設けることができるのですが、利用可能な機能の数としては少し物足りない気がしますね。しかし「AirDroid Parental Control」なら使用時間の制限はもちろん、位置情報の追跡やリモートモニターなど「子供を危険から守りながら」タブレットの管理を行うことができます。有料アプリとなっていますが、年間プランのご契約だと一日当たり0.16$となっており、他の有料アプリと比較してもかなり安い値段設定になっています。気になった方はぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。
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